「一発目は、出世ボスことセレブちゃんです」

「おー、生足だー」

「まず、そこなの？」

「でもでも、やっぱりシェルロッタさんが、
 スカートとかなのは新鮮ですよ」








「……しかしなんだこの服は？
 やたらとすーすーするぞ」








「セレブちゃんは下半身があれだからね、
 なんなら付ける？　一応用意してあるよ、骨ア――」








「絶っ対に断る」









「足ぐらいには何か付けても良かったかもしれませんね。
 若干ボリューム不足な気がしますわ」








「そこなのよねー。アーマー付いてないし、
 アホ毛もオレンジのも取っちゃったから。
 あと、シェルロッタの体型もあるのよねぇ」







「体型？　ですか？」









「セレブは上半身だけなら、
 クラヴァットよりセルキーに近いですからねぇ」








「あー……」

「……」









「やっぱり、パッドも持ってきた方が良かったかしら？」









「……お前たちは、私を何だと思っているんだ」

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09/07/09