FFCCEoT座談会

<キャラ紹介 編>




<ホクト>
クラヴァット♀






「やっとホクトか。……長かったな」









「……まったくだよ」









「まあ、そんなこんなで」









「あなこんだ」









「キャラ紹介も後半戦に突入ですー」









「それじゃぁ、いってみよ〜」









「……だ、そうだぞ。コウスイ」









「……はい」













「彼女の名前はホクト。
 僕らのギルドにおいて、二軍を率いています」








「強くて、賢くて、頼もしい人ですー」









「まあ、二軍つーても、その辺よくわかんねーけどな」









「ゲーム中では、いまだにLv.1だしな」









「成長ジュエルも集まってきたし、
 そろそろこっちも、育てて欲しいね」








「うーん……でもそうなると、
 わたしたちより断然、強くなっちゃうからなー、
 ちょっと複雑」







「素上げの我々はもう、育て直しは利きませんからねぇ」









「Lv.99に達した後で、
 属性レベルだけは途中から育てたがな」








「あれびっくりしたよねー、
 闇耐性上げたら、ハチさんカキンカキンだもん」








「一軍四人が属性育て終わるまで、
 オレらはこのままかね」








「さあな、ただ単に全999もつまらんし、一軍との差が開きすぎる。
 ジュエル付きで、50まで育るというのが、
 管理人の考えだそうだ」







「それでいいから、
 さっさとして欲しいよ」








「えっと、その……、
 どんどん話が脱線しているような」








「ま、いつものことだろ」









「でもでも、
 ちゃんとホクトさんの紹介も、やらなきゃですよ」








「――正直、気はのらないんだよなぁ」









「散々、自分たちの番はまだかと騒いでいただろうが」









「前にも言ったけど、中途半端なのが嫌なんだよ!」









「そーゆー性格だよね、ホクトって」









「基本的に、ツッコミ役ですからね」









「おい」









「……素早い反応だな」









「センが静かにつっこむのに対し、
 ホクトは俊敏に、苛烈に攻めることが多いな」








「正反対みたいですけど、ときどきお二人、
 すっごく似てますよねー」








「なんだかんだで、センも熱い奴だからな。
 ……ま、ホクトみたいに手は出さねぇけど」








「……斧でつっこみ入れることもあるよね」









「ホクトは斧っ娘だからねー」









「そしてさらに、ボクっ娘ですわね」









「……何が言いたい?」









「やっぱり、ホクトさんは勇ましいってことだと思いますー。
 かっこよくて惚れ惚れします」








「男らしい、とは違うよねー。
 先頭でどんどん引っぱってくれるけど、
 可愛いところもいっぱいあるし」







「ふむ、確かに気配りは利くし、面倒見は良いな。
 ……料理は苦手だが」








「別にいいだろ! 料理くらい……
 後、そういうのは言わなくてもいいだろ」








「がさつではないけど、暴力的ではあるよな。
 目つきもきついし」








「……」









ブンッ


「ああっ!?
 シラ・ハのおでこに斧が!」








「ツッコミの方法には、色々と問題があるな。
 ……俺も何度、首を跳ばされたか」








「そもそも跳ばされるようなことをするなぁ!」









(……実際に跳ばしたのだろうか……?)









「ふぅ、ホクトも最初はもう少し、
 おとなしい上品なキャラだったんですけどねぇ」








「ホクトさんは、今でも十分上品ですよ」









「まあ、それは置いといて。
 当初の予定では、もう少し中性的で、古めかしい口調の、
 リーダーらしいキャラだったんですが……」
 






「……また、シェルロッタか?」









「はい、ご明察。
 口調や雰囲気が、若干シェルロッタと被りましたので、
 テコ入れが加わりました」







「で、
 ボクっ娘で、ちょっと怒りっぽくなっちゃったのか」








「……それを言われて、
  ボクはどうすればいいんだよ」








「泣くなよ」









「泣くかぁ! むしろ泣きたいわぁっ!」









「見事に錯乱してるなぁ。
 ほれ、コウスイ。早く進行させるんだ」








「あ、うん。
 じゃあ、ホクトの名前の由来を話そうか」








「確か、ホクトもコウスイと同じで、
 果実の品種名からとっているそうだな」








「うん。僕がナシの名前からで、
 ホクトが――」








「……ボクはリンゴの名前らしいよ。
 北斗ってヤツ」








「おリンゴですかー」









「クラヴァットといえば、農耕民族。
 しましまリンゴは外せまい」








「しましまリンゴ好きの盗賊団は、
 セルキーばっかだったけどな」








「何千年も先の事を話すと、
 ラーケイクスが笑いますわよ」








「――あ、そっか」









「どうした、シャク・シィ?」









「あのね、今気づいたんだけど、
 ホクトが穿いてるのって、ほとんどしま――」








むぎゅぅ


「シャ〜〜ク〜〜シィ〜〜?」









「ふぁって! ほぉふとのっへふぃつもひょうひゃん?」









「……確かに、ご一緒の時はストライプが多かったですわね」









「つまり、ホクトさんはしましまがお好き、
  ということなんですかね?」








「いや、それは――」









「いや、俺の趣味だな」









「――!!」









「ちょっ!?」









「!?」









「……」









「な、な、なにぶっちゃけてるんだよ、お前はっ!?」









「ぷはぁ! ……ふぅ、そっかぁ、
 そういえば、アカハラの腕とかもしましまだよね」








「……毛並み? でいいのかな」









「さあな。自分でもどうでもいいことなんでな」









「……はぁ……はぁ……最悪だ……」









「……あのー、ホクトさん」









「……何? カノ」









「前々から気になってたんですけどー」









「ホクトさんとアカハラさんは、
 どういったご関係なんですかー?」








「――っ!!?」









「あーそれわたしも気になってた。
 でもホクト、何度聞いてもちゃんと答えてくれないんだよね」








「いや、別に、そんな……」









「やっぱり、お付き合いしてるんですかー?」









「周りからは、そのように見受けられますけどねぇ?」









「……う、あ、その……」









「盛り上がってきましたねぇ」









「……こちらとしては、口を挿みづらいがな」









「……うん」









「んで? そこんとこお前はどうなのよ、アカハラ?」









「なにがだ?」









「だからよー、ホクトとの関係についてだよ」









「おい、シラ・ハ!」









「そうだな、とりあえず――」









「この中で、一番関わってるのは確かだ。
 ……それをあいつがどう解釈しているかは知らんがな」








「――っ!?」









「お〜」









「おお〜」









「あらあら」









(……相変わらず、ホクトを追い込むのが好きだな)









(ほんとにどーゆー関係なんだか)









「……」









「でー?
 結局ホクトはどーなのよ!?」








「どうなんですかー!?」









「うっ……だから……その」









「まあまあ」









「……」









「……」









「……」









「わくわく」









「どきどき」









「……」









「……」









「……」









「あぁ!? 窓の外でウァルトリールさんが、
 帽子を脱いで一服してるぞ!?」








「えぇっ! 本当!?」









「どこですか、どこですかー!?」









「……お二人とも、あまり乗り出しすぎますと、
 窓枠に挟まって抜けなくなりますわよ」








「それより、あの……」









「……」









「……おいおい」









「……やれやれ」









「……?
 ウァルトリールさん、見えないですー?」








「むぅ……ねぇホクトー、どこにもいないよー?」









「……ありゃ?」









「あぁ!? ホクトさんがいません!?」









「……うん、さっきドアから出てったんだ」









「実に無駄のない動きでしたわ」









「……しかし、よく今の方法で逃れられたな」









「つーか、今ので行けんなら、
 ぶっちゃけ何もしなくても逃げれただろ?」








「……軟弱者が」









「う〜〜……こうなったら、
 意地でも吐かせて見せます、デカ長!」








「……」









「……ちょっとまて!
 なぜ今、自分の方を向いて言ったんだ!?」








「よし、行くわよ、カノ!」









「はい、了解ですー!」









ダダダダダッ!

バタン!


「……行っちゃったね」









「あり? クロエリは行かねぇのか?」









「ご心配には及びませんわ、
 もちろん、私も出撃いたします」








「……どうせ、彼女たちに追いかけさせておいて、
 その間に罠でも仕掛ける気だろ」








「罠とは人聞きの悪い……、
 リングホールドとお呼び下さいな」








「わぁ、あの人すごーい、
 両手に、マジックパイルがえらいこっちゃなカードいっぱい持ってるー」








「……なおかつ、すべてレアか。
 よくもまあ、集めたものだ」








「……ユーク族なら必要ないんじゃ……?」









「フフフフ……久々に楽しめそうですわ。
 では失礼いたします」








ズズッズズズッ

ゴトッ……



「……」









「……」









「……」









「……」









「……また、人が足りなくなっちゃったね」









「……一向に進まんな」









「いい加減このオチも飽きてきたな」









「……あ、次オレかよ」













<コウスイ / クラヴァット♂>

<シャク・シィ / セルキー♀>

<セン=シュウキ / リルティ♂>

<クロエリ / ユーク♀>




<シラ・ハ / セルキー♂>

<カノコ=ユリ / リルティ♀>

<アカハラ / ユーク♂






<全員集合 編>

<総員解散 編>



<gallery>